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2010/05/25 

BASF、中国2010年上海万博に持続可能な建設材料を提供 

  • 持続可能な社会を実現するBASFの技術が上海万博のテーマ、
    「より良い都市、より良い生活」に共鳴
  • 最先端の建設材料で短期間でのインフラ整備とパビリオンの建設を支援

BASF(本社 ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、2010年4月30日に開幕した中国2010年上海万博の出展国・団体に対し、厳しい環境基準を満たしながら短期間でのインフラ整備と美しいパビリオン(館)の建設を可能にする、環境負荷が低く耐久性の高い、高度で持続可能な各種建設化学品材料を提供しました。

人類の創造性と思索の集大成と称される上海万博は、「より良い都市、より良い生活(Better City, Better Life)」をテーマに、都市においてもより緑豊かな生活を実現するという課題にどのように対処するのか、世界200カ国あまりが工夫をこらし展示を競う場です。そのため、施設建築にあたっても、環境への負荷が少なく持続可能な建設工法が強く求められました。また、非常にスケールの大きい構想を短期間で実現するため、建設作業は常に時間との戦いとなりました。

「上海はグレーターチャイナにおけるBASFの中心的拠点であり、同域本社、主要製造施設、研究開発施設がそろっています。上海万博において持続可能な都市像の確立に貢献できたことを、BASFとして大変誇りに思います」と、BASFグレーターチャイナ取締役のジェン・ダーチンは述べています。

また、BASFシニア・バイスプレジデントでアジア太平洋地域の建設化学品事業を担当するマーク・フォルマーは、次のように述べています。「建設化学品材料のリーディングサプライヤーとして、BASFは、各プロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズした製品・ソリューションを提供し、お客様が厳しい建設工期の中で作業を完了することができるよう支援してまいりました。加えて、上海万博が示した持続可能な建設という原則に貢献できたことはBASFの誇りとするところです」。

BASFの建設ソリューションは、各館やバックオフィス施設に採用されています。

上海万博において最も注目を集めている中国館には、「Rheoplus®325(レオプラス)」を提供しました。これは優れた作業性を実現するコンクリート混和剤で、建設工期の短縮に貢献します。上海万博の青写真で恒久的に使用する建物として設計された中国館は、Rheoplus®の採用により、コンクリートに使用する水分量を大幅に減少できるため、耐久性の高いコンクリートとなりました。

BASFは、ドイツで普及する超省エネ住宅、「パッシブハウス」のコンセプトに基づき、持続可能な建設例として万博に設置された、「ハンブルク・ハウス」の主要スポンサーでもあり、同ハウスでは環境にやさしい建設材料を2種提供しました。

ひとつはBASFの革新的な断熱材、「Neopor®(ネオポール)」で、ハンブルク・ハウスの壁に使用されています。この環境配慮型製品は世界最高レベルの省エネルギー性を実現し、年間を通じて冷暖房なしで室内温度を25℃に保つことを可能にしました。Neopor®は赤外線を吸収するため、従来主流だった断熱材の発泡ポリスチレン(EPS)に対し、断熱性能が最大で20%も高くなっています。

もうひとつはBASFが中国で展開する環境にやさしい室内用建築塗料、「NORBINTM R1(ノービン)」です。これは揮発性有機化合物(VOC)を含まない塗料で、ハンブルク・ハウスの快適で安全な室内環境の実現に貢献しました。また、パビリオンのホストや訪問者はもちろん、建設に携わる塗装業者にとっても安心のできる室内環境を実現しました。

天井の形状が特徴的で目を引くノルウェー館には、天井断熱材としてBASFのPU(ポリウレタン)スプレー発泡体、「ElastosprayTM(エラストスプレー)」が使用されています。スプレー発泡体は、施工時におけるその柔軟性から、設計の際に創造性を発揮できる余地も大きくなり、斬新な建造物の設計に伴う技術的課題の解消にもつながります。また、この製品は事務局が入っている万博ビルにも採用されており、エネルギー効率の改善に一役買っています。

特に多くの来場者が見込まれるテーマ館では、床材に、耐衝撃性と防塵性の高いBASFのセメント系撒き床材、「Mastertop®100(マスタートップ)」が採用されており、展示エリアの床の耐久性を高め、清掃しやすいものとしています。これにより、多数の来場者による床の損傷を防ぎ、メンテナンス費用の削減に寄与しています。このほか地下駐車場には耐摩耗性に優れ、タイヤ跡がつきにくく、また、走行音が低減するように、耐重摩耗床材の「Mastertop®1080」と「Mastertop®P601B」が使用されています。

テーマ館は非常に長い地下構造が特徴のひとつですが、そのためコンクリートのひび割れ抑制という課題が発生します。ここでもBASFの混和剤、Rheoplus®325の採用は、コンクリートの乾燥収縮を抑制する一助となり、コンクリート構造物の寿命を延ばします。

上海万博のもうひとつの目玉となるビルが「パフォーマンスセンター」で、夜間にはライトアップされ、宇宙船のような外観の魅力的なビルです。この特徴的な構造を支えるため多くの鋼鉄パイプで組み立てられた同センターには、BASFの最先端のコンクリート混和剤、「GLENIUM®ACE308(グレニウム)」が提供されました。この混和剤は、コンクリートの締固めが不可能な場所でもSCC(自己充てんコンクリート)をポンプ圧送することができます。SCC使用によりパフォーマンスセンターの構造はより堅牢なものになりました。

上海万博で目を引くもうひとつの建物、「エキスポ・アクシス」も、BASFの特殊ジョイント・シーリング・システム、「Wabo®Aladin50W(ワボ アラディン)」を使用しています。アクシスは可動式のため、機能的に難しい課題を抱えていましたが、それを解決したのがBASFの特殊システムです。これは耐久性、汎用性、経済性、耐水性がいずれも業界最高のエキスパンションジョイントで、機械的な動きや激しい温度差にくり返しさらされても、裂けたり突き出たり、本来の位置からずれたりすることがありません。




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