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2010/01/27 

BASF製品、世界一高い超高層ビル「ブルジュ・カリファ」の実現に貢献 

BASF(本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)のコンクリート混和剤、「グレニウムスカイ(Glenium SKY)」がこのほど、人類史上最も高い建造物である、ブルジュ・カリファ(BurjKhalifa)に使用されました。

地上160階、高さ800m余りの超高層ビル、ブルジュ・カリファは、2010年1月4日、世界中の注目が集まる中オープンしました。
ブルジュ・カリファは、これまで世界一の高さを誇ってきた台湾の台北101(別名:台北国際金融センター、地上101階、高さ509m)を抜き、世界一高い超高層建築物となりました。

工期が5年という短い期間で、これほどの超高層ビル建造のために、砂漠という寒暖の差が激しい環境下でコンクリート施工を行わなければならなかったブルジュ・カリファは、コンクリート混和剤に求める要件が非常に厳しい案件でした。
そうした状況の中で、高度600mまで間断なくコンクリートをポンプで圧送できた背景には、BASFが提供する高性能コンクリート混和剤、Glenium SKYの存在がありました。

ブルジュ・カリファにおいては、基礎部と上部構造部を合わせて18万m3もの同混和剤を用いたコンクリートが打設されました。
BASFの建設化学品部門を率いるティルマン・クラォホは、次のように述べています。
「ブルジュ・カリファの建設は工学技術の粋の結晶ともいえるものでした。BASFとしても、このプロジェクトの成功に貢献できたことを大変誇りに思っています」。

Glenium SKYはポリカルボン酸エーテル・ポリマーをベースとしたコンクリート混和剤で、コンクリートに添加することで高い流動性が確保できるほか、ポンプ圧送する際、高圧条件下での材料分離を防止することができます。

Glenium SKYを使用した結果、ブルジュ・カリファの建設現場では、品質を低下させることなくコンクリート打設を容易に行うことができました。
さらに同製品はコンクリートの初期強度を高める働きがあり、短い期間で要求に応えられる強度発現に達するため、一階層の施工を短時間で行うことができました。
ドバイにおける通常の建設例では、1週間に1階層の建設が一般的でしたが、ブルジュ・カリファでは1週間に2階層の建設を行うことができ、その結果工期の短縮につながりました。

世界一の高層ビルを建設するにあたり、大きな問題のひとつがドバイの気候条件でした。冬季には10℃、夏季には50℃に達するなど年間気温が大きく変動するのに加え、昼と夜の温度差が20℃以上になることも珍しくありません。
BASFでは現地に派遣された対策チームによってGlenium SKYを提供することで、高品質のコンクリートが常時製造・打設できる状況を実現しました。
また、ブルジュ・カリファほどの超高層ビルになると、コンクリート躯体に非常に大きな荷重が負荷され、最悪の場合、崩壊するという事態を引き起こすことがあります。Glenium SKYはこの問題への対策ともなります。Glenium SKYを添加すると、コンクリートの圧縮強度が80N/mm2にまで達します。これは小型自動車1台分の重量が足の親指ほどの面積にかかっても耐えられる強さであることを意味します。

このように優れた強度の実現によりコンクリートの耐用年数の長期化が図られ、ブルジュ・カリファの長期持続性を可能にしています。

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BASFの建設化学品部門

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